自分の楽器

とは、個人個人の「声」という楽器を使って演奏します。この楽器は、他のオーケストラ

などの楽器とはまったく違い、世界にたった一つしかない楽器です。どんなに高いお金を払っ

ても、自分の持って生まれた「声」は二度と買うことはできないのです。


よく「自分の声は嫌いだ」という方がいらっしゃいますが、これはいけません。「声」、これほど

貴重な楽器はないでしょう。最近、私は「自分の声」に対してとってもいとおしさを感じます。

これは決して傲慢な気持ちからではなく、親からもらった世界にたった一つしかない楽器=声

に対する思いなんです。正直言って自分の声が嫌いだった時期はありましたし、今でも

自分の発声の未熟さやテクニック不足で「この声なんとかならないかなぁ〜」なんて思うこと

もあります。でもそれで嫌いになるなんていうことは絶対になく、今まで以上に大切に、より

良い状態に磨いていきたいと思っています。


声の良し悪しより、自分の声をどれだけ認めて好きになることができるか…の方が大切な気

がします。

でもこれは、ただただ自分の声に満足する・・・ということではありませんので、念のため・・・

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私の考えへ上手に歌うこと