Copyright (C) sae-uta 2006 All right reserved.

声量について

きな声が良い…というのは必ずしも正しくありません。

理想的な“声量”は、大きさではなく、“大きい声”と“小さい声”の声量の幅があることです。
ここで言う“小さい声”というのは、もちろん会場全体に響いていることが前提です。

何かアピールしようと思って、大きい声を出そうとすると、どうしても力んでしまいます。
そうすると体にも共鳴しないし、会場(ホール)にも共鳴しません。
これでは、いわゆる“そば鳴り”になってしまいます。

また、力んだ大声は「うるさい…」という印象になってしまいます。これは、楽器でも同じことが
いえます。

必要以上な力を抜いて、子音と母音をしっかりと支えて、体にしっかりと共鳴させれば、
ホール(空間)が必ず助けてくれます!